群馬県私立通信制高校等連絡協議会が2019年9月2日に設立されました。
設立に 関する記事が読売新聞、上毛新聞に掲載されましたのでご紹介します。
【設立の目的】
今日の少子化の時代であっても、通信制高校で学ぶ生徒は全国で18万人を超え、2017年度より2.1%増加しています。高校生の20人に1人は通信制高校で学ぶ生徒ということになります。いわゆる通信制高校に求められるニーズは、かつての勤労青少年の教育から、「個人に合わせた多様な学び」や「教育の機会均等」を求めて学ぶということにシフトしています。
群馬県内における、私立通信制高校・サポート校等への2019年度新入生は270名以上となりました。
その一方で、私立通信制高校・サポート校での学び方や、サポート体制についての情報が正しく伝わっていない状況があります。
また、義務教育期間における不登校経験等や、高校進学後の中退等により、私立通信制高校・サポート校への新入学・転編入学をする一方、学びの意欲があるのにもかかわらず一歩を踏み出せていない若者が存在しているのも現実です。
そんな若者たちに対し、私たちは、多様な学び方について現状の仕組みを正しく伝えるとともに希望と勇気を与える教育を継続して行い、群馬県教育振興の発展に寄与することを目的として、群馬県私立通信制高校等連絡協議会を設立しようとするものです。