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大学入試 ~学校推薦型選抜のポイント~

(2022.09.05更新)

毎年11月には、大学入試における『学校推薦型選抜』が始まります。

事前に対策をしっかりと行い、確実に合格を掴みましょう。

今回、『学校推薦型選抜』のポイントを紹介します。

 

(1)国公立大は全て専願制ですが、私立大には専願制・併願制の2タイプがあります。

当然ながら、専願制のケースは第1志望であることが望ましいです。

併願制のケースは、中部・近畿・中四国に多く、複数校の併願も可能ですが、やはり志望熱意の高い大学・学部を選択するのが原則です。

 

(2)一般推薦とユニーク入試

一般入試

一定程度以上の成績水準(3.0~3.5以上)が必要になります。

ただし、学力試験を主要な選考法とするケース(特に近畿地区)は、成績基準を設けないのが一般的です。

ユニーク推薦

自主的な特別・課外・社会活動や各種の検定資格等の実績を持つ皆さんに向きます。

多様な個性・資質・キャリアを受け入れる入試ルートであり、上位私立大群も活発に導入しています。

 

(3)学習・生活の両面で真面目さが重要

推薦入試は調査書によって、高校時代の学習状況(所見含む)と出席状況、その他の生活態度を検証する入試です。

成績が志望校の基準を満たさない生徒さんはむろん、欠席日数がきわめて多い生徒さんなどは、学校推薦型選抜の活用は難しいのが現状です。

 

(4)主要な選考法

調査書プラス面接(口頭試問含む)、小論文、学力試験、実技の4タイプ。

志望校の選考法を十分研究し、基礎学力強化を含め万全の対策を徹底することが大切です。

また、国公立大志望者は年間を通して大学入学共通テスト対策にもベストを尽くすことも肝要です。

 

◆学校推薦型選抜による大学入学状況(入学者比率)

推薦入試制度は、国公私立大・短大それぞれで定着しています。

2021年度文科省統計では、指定校制含む入学者比率は、下記とおりとなっています。

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