街路樹も色づき始め、秋の深まりを感じるようになりました
11月の学校推薦型選抜に向けて準備を進める受験生の皆さん、「志望理由書」は書きあがりましたか?
今回は、多くの受験生が悩む「志望理由書」を書くためのポイントをお伝えします。
「志望理由書」では、「その志望校でなければならない理由」を書きましょう。
(意思) 志望校で何をしたいのか。
(動機) なぜその学問を学びたいのか。
(将来展望・社会的意義) 将来どのような職業につきたいのか。
(志望校の特徴) なぜその大学・学部・学科を志望しているのか。
⇒「意思」だけを書くのではなく、裏づけとなる「理由」を書くことで論理的な志望理由書になります。
こうした「志望理由書」を書くためには、事前に必要な作業があります。
さまざまな視点から、進路や自己分析について考えてきたことを振り返りましょう。
①「自己分析」 自分自身の魅力
過去~現在までに、自分がどんなきっかけで関心もつようになったのか。
②「志望校分析」
その学校で学びたい理由。
①の「自己分析」から、学問・職業に興味をもった理由を書きましょう。
【自己分析の観点】
・具体的にたくさん書くことで、考え、気づくことがあるはずです。
・必ず何かを経験しているはずです。
★実践例
(1)「自分の体験」 で小学校・中学校・高校生活の間で、その学問・職業に興味をもったきっかけを箇条書きで書き出す。
(2)「自分の体験」 小学校・中学校・高校生活の間で、嬉しかったこと(思い出)などを箇条書きで書き出す。
⇒上記の自己分析の結果、一番伝えたいものについて詳しくまとめる。
(3)選んだ「きっかけ」についての詳しい説明
(今振り返ってどのように感じるか、以前と考えは変わったか)
自分の過去・現在・未来としっかりと向き合い、自らの言葉でその意思を伝えていきましょう。
皆さんの未来への一歩を応援しています。