わせがく進路情報室

「志望理由書」を書くためのポイント

(2022.10.14更新)

街路樹も色づき始め、秋の深まりを感じるようになりました

11月の学校推薦型選抜に向けて準備を進める受験生の皆さん、「志望理由書」は書きあがりましたか?

今回は、多くの受験生が悩む「志望理由書」を書くためのポイントをお伝えします。

 

「志望理由書」では、「その志望校でなければならない理由」を書きましょう。

(意思) 志望校で何をしたいのか。

(動機) なぜその学問を学びたいのか。

(将来展望・社会的意義) 将来どのような職業につきたいのか。

(志望校の特徴) なぜその大学・学部・学科を志望しているのか。

「意思」だけを書くのではなく、裏づけとなる「理由」を書くことで論理的な志望理由書になります。

  

こうした「志望理由書」を書くためには、事前に必要な作業があります。

さまざまな視点から、進路や自己分析について考えてきたことを振り返りましょう。

①「自己分析」 自分自身の魅力

 過去~現在までに、自分がどんなきっかけで関心もつようになったのか。

②「志望校分析」

 その学校で学びたい理由。

 ①の「自己分析」から、学問・職業に興味をもった理由を書きましょう。

 

【自己分析の観点】

・具体的にたくさん書くことで、考え、気づくことがあるはずです。

・必ず何かを経験しているはずです。

 

★実践例

(1)「自分の体験」 で小学校・中学校・高校生活の間で、その学問・職業に興味をもったきっかけを箇条書きで書き出す。

(2)「自分の体験」 小学校・中学校・高校生活の間で、嬉しかったこと(思い出)などを箇条書きで書き出す。

 ⇒上記の自己分析の結果、一番伝えたいものについて詳しくまとめる。

 (3)選んだ「きっかけ」についての詳しい説明

 (今振り返ってどのように感じるか、以前と考えは変わったか)

 

自分の過去・現在・未来としっかりと向き合い、自らの言葉でその意思を伝えていきましょう。

皆さんの未来への一歩を応援しています。

この記事をシェアする