皆さん、明けましておめでとうございます。
楽しい正月を迎える事が出来たでしょうか?
縁起の良い初夢を見たでしょうか?
今年は「子(ねずみ)」の年です。始まりの年でもあります。
それは小さいことで始まってもかまわないのです。
ことわざでは「時にあえば鼠も虎になる」
時流に乗って地位を得れば、才能のない人でも権勢を振るうようになるとも言われます。
「窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)」
追い詰められたネズミが逃げ場を失ったときには、必死で猫に噛みつくことがあるという意味から、絶体絶命の窮地に追い詰められれば、弱い者でも強い者に逆襲することがあるというたとえや、
「鼠は沈む船を去る」
ねずみは災害に対して予知能力があるとされるので、災害や災いの前になるとそこからいなくなるという意味などがあります。
また、「何かがきっかけで望ましい精神状態になること」を「心機一転」といいます。
そのきっかけは望ましくない習慣を変えることで生まれることが多いのです。
始まりの年であり、東京オリンピック・パラリンピックの年でもある2020年を迎えて、これまでの自分の習慣を見直して、心機一転、夢と希望のある毎日を送ってみましょう!
さらに、「1年の計は元旦にあり」とも言われます。
このお正月に今年1年間の予定を考えてください。きっと素晴らしい1年を迎えることができるはずです。
「はじめ良ければ終わりよし、終わり良ければすべてよし。」と昔の人は前向きに理想を心に描き、それに向かって歩み続けていました。
学校法人 早稲田学園
わせがく高等学校
校長 守谷 たつみ