日常

★☆新年のご挨拶☆★

(2024.01.01更新)

皆さん、明けましておめでとうございます。

 

2024年は辰年です。

辰年は陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形が整う年だといわれています。

動物にあてはめると竜(龍)で、十二支の中で唯一の想像上の動物なのです。

「竜」は常用漢字で、「龍」は旧字体。

「竜」は「龍」の略字ですが、古字でもあります。

竜は古代中国の神話で神獣とされているので、中国では皇帝のシンボルとなっています。

そのため、竜顔=帝王の顔、竜衣=帝王の衣服、竜影=帝王の姿など帝王にまつわるものには竜がつくことが多く、最上級の意で竜を用いることもあります。

竜の姿は「竜に九似あり」といわれるように、角は鹿、頭は駱駝、目は鬼、身体は蛇、腹は蜃((しん)とは、蜃気楼を作り出すといわれる伝説の生物)、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ていると言われます。

皆さん、そう見えますか?

 

さて、「初夢」とは、新しい年を迎え、最初に寝た日の夜に見る夢のことです。

大晦日の夜から元日にかけて見る夢と考える人も多いでしょうが、元日から2日にかけて見た夢とする説が一般的といわれています。

また、元日はずっと起きていて2日に寝たのなら、2日から3日にかけて見た夢と柔軟に考えても構いません。

更に、新年最初に寝た日に夢を見なかった場合は、その年に初めて見た夢を初夢としていいようです。

皆さんは縁起の良い初夢を見たでしょうか?

昔の人は夢が持つ神秘性と、夢を見る、つまり希望を持つということを大切にしてきました。

常に大きな志を持ち、理想を心に描き、それに向かって歩み続けるのが人間の充実した姿です。

そして「何かがきっかけで望ましい精神状態になること」を「心機一転」といいます。

そのきっかけは望ましくない習慣を変えることで生まれることが多いのです。

2024年の新しい年を迎えて、これまでの自分の習慣を見直して、心機一転、夢と希望のある毎日を送ろう!

 

学校法人 早稲田学園
わせがく高等学校
校長 守谷 たつみ

 

この記事をシェアする